2019年08月14日

研修医紹介【141】  稗田 裕太

稗田 裕太(ひえだ ゆうた)

横浜南共済病院
希望診療科:整形外科
研修時期:2019年5月



稗田先生~♬





宮古島を120%楽しむならココ!という観光サイトを閲覧し、心をウキウキさせながら僕は羽田空港を出発し、宮古島に降り立った


自分の研修病院では1ヶ月に1人、地域研修として宮古島徳洲会病院に参加できる
僕は宮古島というビッグネームに釣られて喜んで宮古島研修を希望した
そして5月という恵まれた月に、院長の下で内科担当として研修させてもらえることになった


忘れもしない。
5月1日に4月で研修していた、他病院から来ていた研修医Sの責任感、患者さんとご家族に寄り添った医療を目の当たりにした
正直、今まで自分は上級医の決めたオーダーと、それに伴うデータを見て、フムフム・・・と学んでいた(もちろん、それはそれで大事なことなのだが。)
同期でここまでの差があるなんて、少しメンタルブレイクに陥った
ここまで責任感と寄り添う医療が同い年でできるものなのか、当然、病院スタッフや患者さんからの信頼度もすごいものだった


その研修医Sとバトンタッチし、実際に病院業務が開始となった
もちろん、少しでも責任感のある医療を目指そうと自分なりには努力していたが、何を隠そうと人生において初めてのことだったので、当然、最初からできるわけもなく困惑していた
外来においても、実際に自分の判断で入院を決定する、または次回予約で再診して頂く、これらの決定も初めてのことだったので、不安と焦燥感に煽られながら、あっという間に半月を超えた



そこで少し、変化が現れる
半月ほど時間をかけて治療し元気になった患者さん、またはそのご家族から感謝され始めた
もちろん、自分一人の力ではなく、病院中のスタッフや上級医の支えがあってからのその結果なのだが、「ありがとう、せんしぇ達のおかげで元気になりました。」という言葉をもらうことが増え始めた


この言葉自体も研修医14カ月目の自分にとって、初めてのことだった
とてつもなく筆舌しがたいほどの嬉しい気持ちになった
研修医という、まだまだ未熟な僕にはもったいない言葉だった
ベタなセリフではあるが、この言葉のために僕らは頑張っているのか、そう改めて教えていただいた


月末になるにつれて感謝の言葉を受け取る機会が多くなり、それはもう気づいたら宮古島徳洲会病院の虜になっていた


ここに来て本当に良かった
全ての常勤スタッフ、応援に来ていただいているスタッフの方々の支えのおかげで、この素晴らしい感情を噛みしめることができた
宮古島は本当に複数の意味で温かく、居心地がよい
毎日があまりにも刺激的で楽しくて、最終日が名残惜しい


今回の1ヶ月の研修で関わったスタッフの方々、もしくは直接は関わらなかったけど、支え続けていただいたスタッフの方々、そして大切なことを教えていただいた宮古島の皆さん、心より御礼申し上げます


そして、胸を張って言える
インターネットの観光サイトがなくても、僕は200%以上、宮古島を満喫できた


稗田 裕太 青しまぞおり青しまぞおり

赤ハイビスカス 横浜南共済病院
  https://www.minamikyousai.jp/






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Posted by miyako-manami at 22:38│Comments(0)横浜南共済病院
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