2015年08月03日

研修医紹介【52】 中村 由香里

中村 由香里(なかむら ゆかり)

福岡徳洲会病院
希望診療科:放射線科
研修時期:2015年3月




ゆかり先生






福岡の都会型ERに2年間どっぷりつかった私にとって宮古島の医療はとっても新鮮でした
まず、医療者と患者さんの距離が近く、患者さんの社会背景をよく分かってらっしゃる医療者が多かったです


外来で趣味や仕事の会話をさりげなくされて、そういった風景に地域密着型医療を実感しました
伊良部ではみんなが知り合いらしく、伊良部診療所では待合室が井戸端会議の会場に変身しており、ビックリしました
そんな診療所実習でしたが、一番私が感動したエピソードがあります


それは、伊良部の人が入院していて、リハビリを嫌がっており、なかなか治療がすすまないことがありました
困って、家族に説得してもらい、リハビリは進むようになりましたが、家族がいつも来られるわけではなく、私も励ましながら、またリハビリ拒否が再燃するのではないかと、ひやひやしていました


そのとき、別の伊良部から入院している患者さんが伊良部の方言で話しながら、患者さんを励ましてくれました
その後、リハビリは順調に進み、患者さんからも前向きな言葉が出始めました
あとで聞いたところでは、患者さんの家族がリハビリ拒否の話を聞いて励ましにきてくれたそうです


医療の限界は可能な処置や検査で決まってくるのではなく、患者さん本人や患者さんの周囲の人間がどこまで出来るのかで決まってくるのだな、と実感しました
このエピソードをきっかけに、これが限界と決めるのでなく、自分ができるところまでやっていこうと決意しました


1ヶ月という短い間でしたが、初期研修という大事な時期に体験すべきことがたくさん詰まっていたような気がします
ここで学んだことを忘れずに、これからの医者人生をしっかり歩んでいこうと思います
1ヶ月間、ありがとうございました




中村 由香里 赤しまぞうり


赤ハイビスカス 福岡徳洲会病院
 http://www.f-toku.jp/






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Posted by miyako-manami at 17:43│Comments(0)福岡徳洲会病院
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